246blog

2nd Life from46

マイナンバーカードの申請からマイナポイントの獲得までの長期戦を制す

 マイナンバーカードについては、昨年の11月よりカード交付申請し、複数回の「申請内容不備のお知らせ」を挟んで12月に申請受付が完了し、2月にカード交付の予約が出来るようになって、3月にカードの受取りが叶うといった、長期間に渡るやりとりの後、「マイナポイント」の受取りのための手続きを、4月になって重い腰を上げてやっと完了した。銀行の利息も付かない、給与も上がらない(筆者だけか・・・)ご時世の中、家族4人で80,000円が貰えるというのは馬鹿に出来ない。少し面倒ではあるが気力を振り絞ってしっかりGETしておきたいところだ。筆者が手続きに際し、ポイントになったことを書き留めておこうと思う。

 マイナンバーカードの人口に対する申請割合は約76.6%(2023.4.16現在)で、交付件数の同割合は67.0%(2023.3.31現在)とのこと。筆者の住む船橋市の交付状況は60.6%で、全基礎自治体数1,741の中で1,612位と停滞している模様(2023.3.31現在)。
※いずれも総務省公表値

 「マイナポイント」の内訳は下記の3種類で、一人分は下記の通り、計20,000円。(4人家族であれば、それぞれの項目が4倍で計80,000円になる)

  1. キャッシュレス決済の利用(チャージ含):5,000円
  2. 健康保険証としての利用申込み:7,500円
  3. 公金受取口座の登録:7,500円

出だしの躓き、エラーコード「E0012」

 スマホで登録作業を実施するには、まずは「マイナポイントアプリ」のスマホへのダウンロードが必須。また、「3.公金受取口座の登録」には、「マイナポータルアプリ」による登録が必要になるので、計2つのアプリのダウンロードが必要になる(家族全員がダウンロードする必要はなく、一人がダウンロードすればそれで全員分の手続きが可能)。

 アプリの「申込む」を押下し、マイナンバーカードのパスワードを入力して読み取り画面へ推移したところ、エラーコード「E0012」が表示されて、読み取りが出来ない。早速躓いてしまい気力が失せそうになるものの、ここで諦めては相手(誰?)の思う壺と発奮して調べてみると、「NFC機能」なるものが動作せずに読み取りに失敗した状態ということのようだ。

 スマホの機種によって画面は異なってくるだろうが、筆者の場合は、「設定」「接続済みのデバイス」「接続の設定」「NFC/おサイフケータイ 設定」画面にて、「NFC/おサイフケータイ ロック」のチェックを外し、「Reader/Writer,P2P」にチェックを入れる。この設定で、無事読み取りが出来るようになった。

最初の躓きは「NFC機能」を起動させて解消。

次に浮かぶ疑問、子供の手続き

 子供達の手続きはどうすれば良いのか、が次に湧いてく疑問になる。マイナポイントサイトの「よくあるご質問」には、

法定代理人名義の決済サービスでマイナポイントの申込をすることができます。なお、この場合、同じ決済サービスに複数人のマイナポイントを合算して付与することはできないため、法定代理人名義の決済サービスで申込む場合も利用者1人につき1つの決済サービスを選択する必要があります。

とあって、筆者の場合は、

  • 夫:夫のdポイント(d払い)
  • 妻:妻のdポイント(d払い)
  • 子:子のJREポイント(Suica
  • 子:夫のJREポイント(Suica

 という具合で、これを機会に子のPASMOSuicaに変えて、JREポイントの登録をした。Suicaは、国の付与する20,000円に加えて、独自に+1,000円のキャンペーンが張られている(より好条件な決済サービスが他にもあるのかもしれないが、自身の生活で使用しているものが良いとした)。

 なお、「3.公金受取口座の登録」には、子供本人名義の口座が必要になる。

「マイナポイント」の付与されるタイミング

 決済サービスによって、ポイントの付与タイミングは異なるので、確認しておくと余計な胸騒ぎも少なくて済むだろう。筆者の場合は、dポイント(d払い)は翌日のd払いの利用で付与されていたし、「2.健康保険証としての利用申込み」「3.公金受取口座の登録」についても3日後には付与されていた。
 一方でJRE POINT(Suica)は、各項目の付与条件を達成した翌月中旬(11~20日)に付与されるとのことなので、来月中旬以降に確認は必要かもしれない。

 期限ギリギリの登録だと、「1.キャッシュレス決済の利用」は2.3.と異なり、登録と同時にポイントが付与されるものではなく、利用の都度付与される仕組みのため、(一気に20,000円をチャージするのでなければ)日々の利用頻度を加味して、ある程度の期間をもって登録しておいた方が、ポイントを貰うためにイレギュラーなことをするということなく、日常の生活の中で付与されてくる。
 d払いは5月末までが期限、Suicaは期限未定、マイナポイントの申請期限は9月末まで延長されているが、決済サービス毎に異なっている。

 蛇足になるが、オンライン資格確認を導入(マイナンバーカードを読み取れるカードリーダー等を設置)している医療機関や薬局であれば、数円規模だが、健康保険証よりもマイナ保険証の利用の方がお得になる。今週久しぶりに医療機関と薬局に行ったが、マイナンバーカードの方を勧められ、早速「2.健康保険証としての利用申込み」をしたマイナンバーカードを利用することとなった。